人生を彩る、ささやかなおすそ分け

「みなさんの心は今、ポカポカしていますか?ここにいるキャストの方々が本当に大好きです。魔女の宅急便を作り上げてくれた演出家さん、音楽家さん、多くのスタッフさんにもたくさんお世話になりました。この作品が大好きです。観にきてくださった方々の人生をちょっぴり彩る作品であったらいいなと思っています。本当にありがとうございました。」



千秋楽のレポから抜粋させていただきました。




人生で初めてのミュージカル、そして人生で初めてのジャニーズから離れた外部の舞台。東京・名古屋・大阪の三大都市の劇場で、全18公演。ただでさえ慣れないことがたくさんあるのに感染対策もしなければならず、もちろん他のお仕事も、大学だって両立させて、彼は最後まで駆け抜けてくれました。


稽古が楽しい、共演者さんが大好き。どの媒体でも不安や弱音よりそういうことをたくさん言ってくれた那須くん。メンバーから積極的にアドバイスを貰い、ただひたむきに努力するその姿を一体どれだけの数の人が知っているのでしょう。



千秋楽で涙が溢れた分だけ那須くんは努力を、そして同時に不安を積み重ねていたのだと思います。


挨拶の前に泣いてしまったけれど、それで良かった。那須くんが1人で張り詰めさせていたものがやっと溢れる時が来てくれて、本当良かった。




私は東京公演に1回だけお邪魔させていただきましたが、ドリボの時とは比べ物にならないくらい、お芝居も歌も格段に上手くなっていて普通に泣きました。
舞台上にいる時は、前にいても後ろにいても「トンボ」として神経を張り巡らせた那須くんの姿があって、頭から爪の先まで「トンボ」そのものでした。


『立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花』
歌う時、踊る時、演技している時、全て同じように華やかなのに、どこか違う。特に眼鏡を外すシーン、あそこはまさに“座れば牡丹”だと思いました。
一役で何個も違う魅力を出せる那須くん...(語彙の限界)



今までそこそこ演劇やミュージカルを観てきましたが、魔法にかけられたような、不思議で軽やかな気持ちで観劇した作品は初めてです。私もきちんと魔法のおすそ分けをもらえたみたいですね。




「観に来てくださった方々の人生をちょっぴり彩るような作品」
那須くんはなんて素敵な言葉を選ぶんですか。

宝くじで100万円当たるとか、世界一周旅行に行くとか、そういう劇的なことじゃなくて、常に人生に転がっていて見落としがちなささやかな喜び。




魔女の宅急便は日常にスっと組み込まれる小さな彩りとして、これからもたくさんの人たちの心の中に残り続ける作品だと思います。









最後に

魔女の宅急便那須くんの人生を彩る作品であることを祈って。